アドラー心理学講座(第4回)
アドラー心理学講座、第4回。
ちょうど出かける時間に、台風の影響で大雨で、一瞬ひるんだが、
学習欲のほうが勝って、「行こう!」と外に出たとたん、雨がやんだ。
「嫌われる勇気」第三夜を読み解く。
今回のキーワード(キーセンテンス、か?)は「他者からの承認を求めることを否定する」と「課題の分離」。
この本の中では「承認欲求」という言葉を使っているが、
講座の先生曰く、「承認欲求」はマズローの言葉であって、アドラーには一度もその言葉はでてこない、とのこと。先生は本書の文章とは違う言い方をしてた。
・文中。「他者からの承認を求め、他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになります。」
→難しい。。。本当に難しい。
誉められると嬉しいし、人が喜んでくれると嬉しい。
人に批判されると苦しいし、悲しいし、人が怒るとこちらも怒ってしまったり、悲しくなったり。
相手の評価や反応に左右されずに生きる、ということかな??
→その答えが第四夜にでてくる「共同体感覚」ということらしい。そこに、私、あなた、が存在していることに価値がある。価値に気づく言葉は「ありがとう。」
・「課題の分離」とは。
→「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」で考えたとき、自分の課題か否か。
「対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むことーあるいは自分の課題に土足で踏み込まれることーによって引き起こされます。」
→そうです。親子関係、友人関係、やりがちな失敗。。。
◉「あなたにできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」」
「一方、その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたはどうにもできない話です。」
→前回の読書会でもでてきた内容に通じる。あなたの人生の主人公はあなただ、ということ。
「他者からの承認を求めることを否定する」というところにもつながる。
第三夜の内容は、これができれば自立した強い人間になれるんだろう、
と思えるものだが、あまりにも私が日々感じて選択している行動と異なるので、
字面はわかったつもりでも、理解、咀嚼が難しい。
講座後半は参加者からの相談をみんなでシェアしてアドラー心理学の考え方で課題解決しよう、というもの。
続きは後日。